幻塔　スマホマンはゲームPC買え

幻塔2周年は長期運営に向けての重要な出発点

・長期運営にはリスクやデメリットも多いが、その反面プレイヤー嗜好の蓄積が可能であり、アンケートも行った結果、いくつかの改善案が出てきた。

・「鏡花月影」「九域時空」などの過去バージョンの見直し。

・これまで2年間運営してきたが、さらに長期運営をしたいので、これまでの経験や教訓を生かし、リフレッシュしたい。

・リフレッシュ版として遡及サーバーを作り、公式サーバーとは並行して稼働させる。

・オープンワールドの探索体験が支持されてきたのは理解しているので、探索面を再構築。

・探索の負担軽減として、不要部分を削除していく方向。

・日課負担の軽減。ヴィラ委託調査削除をはじめとして、順次簡素化していく。

・幻塔で時間を浪費させるつもりはなく、価値ある体験の提供がしたい。

・新規・復帰勢を受け入れやすくし、ゲーム離脱の抑制。

・数値プレッシャーを軽減し、オープンワールドであることを活かす。

・アバター特性・元素共鳴・タイタン装備削除。ロールの共鳴は調整。

・装備育成負担軽減。

・削除や簡略化と言う手段を用いてプレイヤー間の差異を弱め、作業要素を減らし、ゲームプレイを優先させる。

・プレイヤー間の格差を最小限にし、交流障壁を無くす。

大陸版のさらに実装日未定の並行サーバーのお話なので、我々のプレイしているグローバル版に直接的な影響があるのかは現時点で不明です。世の中には曲解・誤解・勘違い・早とちりをする文盲が意外と存在していますので、一部の人間がぎゃあぎゃあ騒いでいても冷静に見る習慣を持ちたいところです。

今の段階でグローバル版に来ること確定で話題にしてしまうと、課金控えやら何やらでゲーム側に実害が出てしまう恐れもあります。今の幻塔が好きで遊んでいる自分としては迷惑な話ですよ。確定では無く未定でいきましょう。

遡及サーバーについては、簡単に言うと「あの時ああしていれば良かったな。今ならこうするのに・・・」と言う開発運営側の願望と言うことでしょう。そして、それをやるのなら体力のある若いうちが良いと。文面だけでは長期運営に向けて、緩く長くやっていこうと読み取れます。競争を排して、本来のゲームに立ち返るわけです。

ゲームを生かしておくには新規プレイヤーの確保は必須。しかし、新規プレイヤーと古参プレイヤーの両方確保を考えると、従来の新鯖作っては統合しての繰り返し程度しかできません。プレイヤーの使い捨てとも言えます。その使い捨てをやめて、リフレッシュ遡及サーバーを作り、新規プレイヤーの長寿命化を図る意図があるのではないかと思いました。

ただ、個人的に気になる部分としては、調整のほとんどが削減方向であると言う部分です。削除・簡素化の表現が目立ちます。遡及だのリフレッシュだのリバースだのと言っても、キツい言い方をすればリサイクル＋ダイエットです。けれどもこれこそが長期運営に必須な部分でもあります。

幻塔におけるゲームバランス以外の問題としてはアプリ容量があり、現在の自分のPC環境では62.2GB占有です。過去マップを保持したまま、新MAPを実装していけばいつか限界が訪れます。PC環境であれば200GB程度までなら個人的許容範囲ですが、スマホの場合はそうも言っていられません。課金用のAndroid端末で22GB程度占有ですので、現状でもかなりヘヴィですよ。

この問題を解決するにはデータの軽量化は避けて通れない部分であり、幻塔が今後どう乗り越えるのかは興味がありました。今の品質のまま突っ走るのは端末側の都合で不可能に見えますからね。

そこで今回話題になった遡及サーバーが重要になってきます。恐らく、過去の再構築によりデータ軽量化が為され、一般ユーザーの端末環境が強化されるまでの時間稼ぎが可能となります。将来的にユーザーのスマホのストレージが512GB↑になっていれば、幻塔が100GB占有しても大したことないっしょ？課金ユーザーの多い従来サーバーは、時間稼ぎなどせずともアプリ容量肥大化についてこられると信じている！と言う図式が成立しそうな気がします。しらんけど。

遡及サーバーは安いけど薄い内容のジェネリック幻塔と言った感じですかね？グロ版には不要な気がします。とりあえず言いたいのは、スマホマンはPC買え。自作PC界隈冷え込んでいるのであたためてあげて欲しいの。

おわり