ジクサーのボルトを潰してしもうた
皆さんこんにちは。本日はバイクネタです。
先日公開したフォークオイル交換の記事でフロントフェンダーのボルトがはずれないと書きましたが、その後本気パワーをかけたところボルトの六角穴をなめてしまいました。別に錆びたりなど外見的な異常は見当たりませんが、本当に緩む気配がありません。
このような場合は特殊工具の出番となるわけですが、そんなものは持ち合わせておりません。と言うわけで困った時はAmazonに頼ります。

ANEXのショックドライバーのセット品を購入。潰れたネジ穴にビットを叩きこんで食い込ませるツールです。

六角穴用のセット品が無かったため別途購入。しかしここでやらかしました。潰したボルトの寸法を測らずに一番大きいサイズの工具を注文したのですが、サイズが小さく使い物になりませんでした。

ANEXでメーカーを揃えようとすると適応サイズが見当たらないのでSK11製のビットを追加購入。

ハンマーでビットを叩きこんだところ、ガッツリと食い込みます。しかし、残念ながらボルトが回る気配なし。これ、考えてみれば当然なんですね。潰れていない正規の状態で緩まなかったものが、六角穴潰した応急処置状態で強引に回せる道理はありません。作業ミスで穴を潰したならいざ知らず、今回は明らかに 締結トルク>六角穴の強度 と言う構図でしたので、これはもう穴に工具を突っ込んでどうにかなる状態では無いのです。穴は完全に潰れてしまいました。
確実なのはフェンダーごと破壊ですね。これはコスト的に見ても最終手段です。次に考えられる手段はドリルで揉んだりボルトに逆ねじ切って回す方法です。これも破壊の一種ですがうまく行けばローコストで済みそうです。ただし、作業ミスでフォークのアウターチューブを破損させる可能性があるかも?そうなったら目も当てられませんよ。
破壊と言う危ない選択意外にまだ道はありました。穴がダメなら掴んでまわすのさ!

こいつに一縷の望みを託します。ネジザウルスは以前から欲しいとは思っていたのでちょうどいい機会ですよ。とは言え、ここまでAmazonに3回注文して、¥5,500も投入しているので後に引けなくなっているのも事実。そろそろ外れてくれないと困るんだが?

結果は見事にボルトが外れました。頭の径が大きなボルトだったので、外周を掴んで回すのが有効だった模様。ボルトがフェンダーのくぼみにあるため、ボルト周辺スペースに余裕がありませんでした。結果、ボルト周辺部分は傷だらけに… これはネジザウルスがギリギリ入るサイズだったので仕方ないです。それと、ネジザウルスを握るのにかなりの力を要し疲れ果てたので、通常プライヤーではなく、バイス型を買えば良かったかも。

ここまで必死になってボルト除去したのは理由がありまして、そちらは作業終了後に記事にする予定です。なかなかまとまった時間が取れず作業が停滞中…

おわり
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