Ryzen 5 3500 CPUクーラー選び

皆さんこんにちは。職場で咳をしまくっている人がいてちょっと心配気味なchinpunkanです。本日はRyzen 3500リテールクーラーは力不足?→CPUクーラー速攻注文→着弾しましたので取付インプレします。



Ryzen 3500 虎徹が鉄板なのか?

ネットを徘徊して情報収集してみますと、RyzenエントリークラスのユーザーはScytheの虎徹MarkIIの採用率が高い印象を受けました。安定のScythe製品は選択肢としてまず間違いないです。虎徹MarkIIでじゅうぶんと言う声はもっともでしょう。

では、さらに欲張ってじゅうにぶんを目指す場合はどうでしょうか?単純に同じ会社の製品から同じくサイドフローの上位機種を選択すれば良いという結論です。 CPUクーラーは大きさが正義なので、自分の環境に合わせて一番デカいのを選ぶというのが最も簡単で効果が出そうな気がします。以前に簡易水冷にすると書きましたが、急に気が変わったので撤回です。



B450M Steel Legendに装着できるCPUクーラー

自分の環境では使用しているPCケースのクリアランスは広いので、CPUクーラーの取り付け可否はほぼマザーボード次第です。Scytheに限定すると 虎徹MarkII の上位モデルと言ったら「無限5」と「忍者5」でしょうか。単純に大きいので冷却性能も高いと見込みます。

忍者5の前後長18cmはちょっと大きすぎるかもしれません。マザーボードのIOパネル周辺の装飾部分に当たる恐れがありそうです。実物合わせないと不安な大きさです。忍者購入は博打になりそうですので、やや小振りな無限五(MUGEN5 REV.B)を注文しました。これなら寸法上、干渉が無いのは確実です。しかし、忍者5と価格が同じなのが、少しモヤモヤするところであります。


無限五とリテールクーラーを比較


無限五とICE EDGEを比較


これだけ大きければ冷却性能は改善するはずです・・・たぶん


B450M Steel Legend MUGEN 5 装着完了



メモリー側の干渉ありません。メモリ周辺はスペースに余裕があります。



後方I/O側も干渉ありません。追加ファン対応もできそうです。




CINEBENCH R20でRyzen 3500の温度測定

室温19℃


ICEEDGE 2200rpm




MUGEN 5  700rpm


意外にもDeepcoolの方がCPUが冷えています。その反面、エアフローを乱すのでストレージ温度が明らかに高いです。MUGEN 5は低速ファンですので高回転ファン2発装備なら夏場にも対応可能でしょう。何よりもDeepcoolの取付向きが気に入らないのでMUGEN 5で夏場は乗り切ります。

※20.03.13 追記

MUGEN 5の最大FAN回転数は1,200rpm前後なので700rpmだと性能が出せていなかったようです。Windows上のFAN-Tastic Tuning(ASRock製)というソフトのグラフによるファンコントーロール設定がうまく反映されていませんでした。少し試行錯誤で試したところ、指定した温度で動作が変化しなかったり、50℃でFAN回転100%に設定しても70℃時で400rpmだったり意味が分かりませんでした。ソフトの不具合なのか設定方法を自分が把握していないのか判断付きかねますが、全温度域で最大回転に設定したところ1,200rpmにはなりました。BIOSアップデートを行い、WindowsではなくBIOSからの設定に限定すればうまくいきそうな予感もしますが、1,200rpmなら音量的にも許容範囲ですので全開固定で運用します。

ちなみに室温22℃でベンチ実行後、最大CPU温度72℃ NVMe SSD 温度 最大40℃でした。


おわり

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