Insta360 AceProのお話

皆さんこんにちは。本日はアクションカム関連記事です。

さて、ようやく気温が下がってきたので、以前より気になっていたAceProの挙動を確認できる機会ができそうです。

自分は発売直後の11月入手では無く、完全に気温が高くなってからの6月末入手でしたので、涼しい環境での運用ができませんでした。

過去記事だか動画内で「AceProは温度(気温)で処理能力が変わっているのではないか?」と言いました。それは過去に上げた何本かの動画で、天候の違いがあるとは言え、手振れ補正度合いや画質に大きな差が出ていた為です。

PCなどと同じで、サーマルスロットリングのような、処理能力を抑制する仕組みが有る気がするのです。GoProにせよAceProにせよ、高温警告表示はあるので処理能力を抑制する仕組みがあるのは確実ですが、そこに至るまでの挙動が製品で大きく違うのでは?と感じています。

ざっくり表現すれば、GoProは 通常撮影→高温警告→動作停止
対してAceProは 通常撮影→処理能力低下→高温警告→動作停止 と言うような体感です。これが事実だとすれば熱停止までの時間の差が出てくるのにも一応の説明がつきます。

AceProはだましだまし稼働時間を延ばそうとしている設計思想。撮影できていなければ意味が無いという考えであればこれは良き性能です。

そして、GoProは熱停止までは全力。綺麗な映像が収録できないのであれば意味が無い。熱対策は自分でなんとかする。と言うのであればこちらも良き性能です。

今のところ画質と安定性を両立できている製品は無さそうなので、自分に合った製品を選ぶしかないのです。AceProは11月リリースで低気温環境だったというのもありますし、案件レビュー爆撃による目くらましが多かったため、実際に買って使ってみるまで「処理性能が気温で左右されやすい(気がする)」と言う部分は見えませんでした。自分で選ぶしかないとは言っても、それは言うほど簡単では無かったわけです。

製品購入前の頼みの綱であるレビュー動画が、もうどうしようもなくカオスで、色々な意味において汚染がひどいので、新製品に飛びつくのは危険極まりなし。AceProが登場から1年経ち、そろそろ後継機が出るらしい(公式から変なメールが来た)頃合いですので、対DJI戦の案件動画爆撃が激しく展開されると予想します。皆さんは変なレビューに騙されないようお気を付けください。自分は予算的に新アクションカメラ買うのは無理なので傍観に徹します。

レビューと言えば、YouTuberの公園散歩と並んで恒例となっている室内定点撮影は、機種ごとの傾向把握には良いとしても、レビュー動画の尺を占有するほど有益なのかには疑問が残ります。

実験撮影のファイル詳細


これは自分が実験目的でAceProにて室内撮影したファイル2つの詳細です。1本目の動画を撮影後に停止し、そのまますぐに続けて2本目の撮影をしています。カメラの設定は完全に同一です。

1本目の動画の長さは59秒。2本目は60秒です。ほぼ誤差と言っていいほどの違いですが、ファイルサイズには大きな差があります。撮影対象が違うためビットレートの差がファイルサイズの差になりました。

1本目は定点撮影、2本目はカメラを激しく動かす疑似アクションの撮影です。これはAceProの場合ですが、定点撮影30Mbpsの動画は現実的ではありませんし、その条件で熱耐性があってもなぁ… アクションカメラ系YouTuberさんには屋外で熱耐性比較してもらって、さらに出力された映像もチェックしてもらえると非常に助かります。ええ、他力本願ですとも。

と言うわけで、大枚はたいて購入したAceProは気温低めの撮影ではどうなるのか?正直、真夏の撮影品質ではお蔵入りもありうる感じでした。果たして、夜間専用に成り下がるのか?夏以外なら高画質なのか?今から秋ツーリングで試してみたいと思います。ツーリング出発!

おわり

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