MTB 近代化改修06

皆さんこんにちは。本日も旧式MTBの整備記事になります。

MTB近代化改修もいよいよ終わりに近づいてきました。残すところ、ワイヤー類の再張替えとスタンド取り付けで完了する見込みです。

まず、スタンドは下記の物を購入しました。liteproのセンタースタンドです。

liteproのセンタースタンド


今回はamazonで購入しましたが、同じものがアリエクで¥1,600弱のセール価格。

この製品を選択した理由はクランプの押さえ側が鉄製だからです。センタースタンド運用はとにかく位置ズレとの戦いなので固定が非常に重要。アルミダイキャストだと強度不足と言うか靭性が無いので押さえ金具に不向きと考えました。

一応滑り止め目的でシリコンゴムを挟んで取り付け。完全にズレが起きないように取り付けるのは無理でしたが、まぁまぁ許容範囲と言った感じで妥協です。走行中に勝手にずれてくる感じではないのでOKでしょう。スタンド出し入れで乱暴に扱うとズレそうです。足の長さは最長の状態から1段階戻しで前後タイヤ接地のちょうど良いフィット感です。

圧力に負けてすぐちぎれました


さて、これで残るはワイヤー類の張り替えです。シフターとフロントブレーキは終わっているのでリヤブレーキだけになります。ノーマルですとトップチューブ上にインナーワイヤーが露出するタイプなのですが、今回はフルアウター化します。使ったのはJagwireのCGX-SLです。ブレーキとシフト用のフルセットで¥1,252でした。

Jagwire CGX-SL


ブレーキインナーケーブルがロードとMTBの排他利用タイプになっており、不要な方のタイコ部分を切り落として使います。

で、ここでまたもやトラブル発生ですよ。新しく購入したBB7の不具合が再発しておりました。(詳しくは過去記事を参照)シリコンスプレーの効果が切れてアームの戻りが悪くなっています。結局ハズレ製品を掴んだということで、Avid BB7をもう1セット購入と言う暴挙に出てしまいましたよ… しかも今度はディスクローター付きです。今回はセール期間中でしたので前後キャリパー、ローター付きで¥6,407でした。

実は今回の自転車改修のスケジュールには組み込んではいないのですが、予備ホイールをアリエクで注文(納期1カ月以上)しておりまして、こいつに付けるディスクローターが無いのです。シマノの円形放熱穴のカッコ悪いディスクは持っているのですが、どうにも使う気になれないので新しいディスクローターが必要でした。そもそもディスクローターは遅かれ早かれ購入するつもりでしたので、この際、キャリパーとセットで買ってしまえとなったわけです。と言うことで現在新ブレーキの到着待ち・・・だったのですが、、、

分解しちゃうよ


新しいものを注文したので不具合出ているキャリパーは破壊覚悟で解剖です。どうせこのままでは使えないので。

仕組みは意外とシンプルでスプリングの力でアームが戻るようです。今までの症状としては引きしろ目いっぱいまで引くと全く戻らなくなる状態。シリコンスプレー後に放置浸透で改善。

スプリング周りの部品構成はシンプルです


症状と部品の構成で不具合の原因が見えてきたきがします。アーム軸の回転動作にスプリングが同調して伸縮します。その時に画像に見える黒い部品のゴムブーツがスプリングに干渉しているんじゃないかと予想しました。スプリング最大圧縮時にアームが戻らなくなるのはゴムブーツがバネに挟み込まれてグリップして動作を阻害し、シリコンスプレーで改善したのはゴムブーツを無理やり滑らせていたからと説明できそうです。ようするに製品の組み立て不良なんじゃないかと。

このゴムブーツにはスプリングと一緒に固定する小さな穴が開いており、そこを無視して組み込むとゴムブーツが予期せぬ動きで暴れそうに見えました。と言うわけでキッチリ組みなおしたら完全に直ってしまいました。新しいキャリパーを買ってしまったので良いのか悪いのか微妙な心境です。

ついでなので予備ホイールのお話をします。現在装着しているのがMavicのCROSS RIDE DISC26インチです。偏平ブレードスポークのかっこよさに惹かれて買ったものです。たぶんMavicで一番安い部類です。そしてスパイクタイヤで雪道走行用に前輪Araya TM840Fと後輪Mavic XM117のディスク・リムブレーキ両用のボロボロになっているホイールを所持しています。もう1セットくらいホイールあってもいいかな?と考え、アリエクでホイールを注文しました。

送料含めて¥16,900


仕様をオーダーする形の注文だったので予定納期は1カ月以上先と長めになっていました。まぁ、すぐに必要なわけでも無し気長に待つかと考えていたら、まさかの注文から17日で着弾。無駄にはえーよ、ディスクローターが届いていないのでホイールだけでは使えません。タイヤはとりあえずビッグアップルを付けておく予定。

箱に穴が…


この段ボールに空いた穴で、人生初めての宅配受け取り拒否提案を受けました。しかし、MTBホイールがこの程度の衝撃で壊れていたら話にならねーよ!と言うか面倒なのでそのまま受領。開封した結果は破損していました。輸送用のハブ固定用プラパーツが。製品そのものに異常は見受けられず。



へへへ、ジェネリックだぜぇ


何か見た目は高級ホイールなんですが、名前は今使っているものと同じCROSS RIDE DISCとなっていました。調べた感じ、リムの切削加工なんかが2011 CROSSMAX SLRのように見えます。実際にリムが切削加工されており、パっと見は本家に似ているのですが汎用ニップルだったりして意外に整備性は良さそうです。

2011 CROSSMAX SLR風


あんまり期待していなかったんですが、購入価格の割に随分高見えするホイールだなと感じました。もちろんかなり気に入りましたが、異様に軽いので少し使うのが心配ではあります。まさか本家と同じパーツ使っているというオチか?10万超えのホイールなんて買ったことないから比較できないですよ。

おわり

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