ATOM TARANTULA Mechanic Glove

皆さんこんにちは。動画編集に苦戦中のchinpunkanです。今日はワークマンで購入したグローブの記事です。

ちなみにワークマンの印象は基本的に悪いです。価格を考慮してもあまり良いものが無く、レインウェアやイージスのジャケットなど設計思想がかなり甘いものが多い印象です。

普及価格帯のコミネ、ラフロ、タイチ、GWなどのレインウェアなんかは、すでに煮詰まっているというか熟成の領域なわけです。そのあたりの製品の良いところを研究してパクるところから始めればよい物を、上っ面だけ取り繕った製品をライダー向けとして売り出していたりします。

何年も前から確立されている手法さえ取り込んでいないので、後発参入にもかかわらず時代遅れ仕様という悲しい感じになっています。ケツに縫い目持ってくるとか、裾が狭いとか、アジャストしてもあまり広がらないし、絞れないとか、枚挙にいとまがないです。最近は少しずつ改良されてきていますが、他社製品を観察すればもっと早く追いつけていたはずです。


安くても良いものが見つかるのが今の時代です。ワークマンのすべてが悪いとは思いません。それでも安かろう悪かろうからは脱しているようには思えません。

何と言うか、使い捨て感覚が強いですね。

それでも何かを期待して店に向かってしまうのです。


ディスりついでにもう一言。某ワークマンでは陳列シャツが汗臭かったりします。仕事帰りにがっつり試着してる人間がいる模様。中古品買うのと何ら変わりない気がします。働く男の店であるからして文句は言えないですが。

ラフ&ロードのRR8019プロテクショングローブ

基本的にツーリング時の装着グローブはラフ&ロードのRR8019プロテクショングローブ(¥6,900)という革系のショートタイプの物を使っています。プロテクションと言うだけあってちょっとゴテゴテした作りですので長時間の乗車ですと少々疲れます。それと購入3日目で親指と人差し指の間に穴が開いているのに気が付きました。と言う感じであまり気に入っていないのですが、7千円も出してしまったので使い倒します。

手首周辺の肌露出部分が日焼けして不格好になるので、
それが嫌な人は肌露出のないグローブを買いましょう。






ATOM製のメカニックグローブ「タランチュラ」

そしてソフト系のオフロードグローブ(FOX)もちょこちょこ併用しておりましたが、寿命でボロボロになってきましたので、ワークマンにて新グローブ購入してきました。


ATOM製のメカニックグローブ「タランチュラ」(税込み¥1,780)です。メカニックグローブを謳っていますが、製品タグにオートバイや自転車のアイコンが表記されていますので乗車用途でもなんとかなるでしょう。スマホなどの静電式タッチパネル対応です。とりあえず店頭在庫の一番大きいサイズ(LL)を試着もせずに購入してきました。

ATOMと言えば、ゴム張り軍手のタフレッドの会社ですので性能には期待できそうです。タフレッドは仕事で使うので結構リピート買いしていたりします。ただ、ロットによって品質が安定しないのがタフレッドの嫌なところです。

¥1,780と格安ですが、見た感じ縫製などの仕上げはラフ&ロードのグローブより良い感じです・・・

伸縮性があまり無く、LLサイズですと指部分が短かめでフィット感が悪いです。使えないことも無さそうな感じではあります。



しかし、大きな欠点を発見してしまいました。手首のアジャストが面ファスナーとなっていますが、オス・メスが通常の衣類と逆になっています。手袋本体の露出している側の面ファスナーがオス(硬いタイプ)で、アジャスト用の可動させる側がメス(柔らかい)になっています。

面ファスナー(ベルクロ・マジックテープ)の位置が逆



着用ウェアの袖部分を痛めてしまう恐れがあるので、オスのザラザラ面を袖に触れる配置にするのは非常にまずいですね。ラフ&ロードのグローブはもちろんATOM TARANTULAとは逆になっています。

本体側がメス(柔らかい面)バンド側がオス(硬い面)


半袖ウェアでのグローブ着用時では大した問題でもありませんが、夏でも長袖ウェア着用でしたらウェアを痛める悪い設計と言えます。これだけで製品の印象がかなり悪くなりました。

メーカーに製品づくりのノウハウが全く蓄積されていないというか、継承されていないと言うべきか・・・

いや違いますね。想像力の欠如でしょうか。

製品を使う場面を想定し、どの部位がどのような動きをしてどのような結果をもたらすか、それを考えてみれば蓄積とか継承とか大げさな話でもなく、すぐに気が付く欠陥・エラーです。

と、ここまでボロクソに叩いてきましたが、そもそも袖の破損を気にするような上着を格安グローブに合わせているのもおかしな話でして、格安グローブに合わせた格安ジャケットを着用すればあら不思議!袖の破損も気にならなくなり、全てが丸く収まるのでした。裸よりマシ、汚れても破れてもOK、衣服に遠慮して楽しいかい?道具は消耗品だぜ?と割り切れば悪くない選択肢なのかもしれません。それがワークマンスタイル!

自分はそんなの嫌ですけどね。

ということで、しばらく使ってみて不具合出たら記事にでもしようと思っていましたが、使う以前のお話でした。ちょっとオートバイ乗車用途では使うかどうか微妙なところです。
細かい作業がやりにくそうですがメンテナンスグローブとして使っていく感じになりそうです。捨てるのはもったいないですから。

おわり

2件のフィードバック

  1. 名無し より:

    直接肌はアジャストにオスをつけた場合、オス特有のチクチク感が肌にあたると痛いため、グローブや帽子などのギアに関しては、アジャストに柔らかいメスを使用するので、この仕様は問題ありません。

    • chinpunkan より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。最近は英文スパムの処理しかしておらず、久々の日本語に感動しました。
      グローブの作りはコストや手間の兼ね合いもあり、適材適所で選択していく他無さそうです。

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