未解決事件は終わらせないといけないから
皆さんこんにちは。本日はPCゲーの感想になります。ちょいネタバレです。
「未解決事件は終わらせないといけないから」 steamで¥800で購入しました。
タイトルからして良さそうな予感。steam評価は圧倒的好評。そして価格は¥800です。これは買うしかないでしょう。ゲームの紹介文で「周りの全員が嘘つきだった」と言うのがインパクトありますね。まぁ、この紹介文も嘘つきだったわけですが…
実績9種全解除、プレイ4時間以下で完了。ゲーム進行の遅い自分でも別ゲーポチポチしながらやった結果なので3時間程度のボリュームかと思います。
テキストアドベンチャーではありますが、基本パズルゲームチックです。文章の内容から発言者の特定と、発言の時系列を並び替えていく作業を進めて行くと、話の全体像が徐々に見えてくると言うシステム。
老いぼれの記憶混濁設定により、あたりまえにわかりそうなことでも曖昧にぼかしてあるので、しっかりと文脈を読み解いていく必要があります。これがなかなか斬新で楽しめました。
この物語の端緒がゲーム中盤から明らかになってきます。とある設定によるものですが、その設定が安直と言うか、こんなトリック使うなよ…と言う呆れてしまうネタでした。ゲームは面白いのですが、このタイミングでかなり萎えたのも事実。この設定はゲームの根幹ゆえ無くすと成り立たたず仕方ないとは言え、リアリティーが大きく減少する結果に。
終盤で出てくる選択肢で強制エンディング突入のようです。9割程度パズルを完成させた状態でゲームが終わってしまいました。エンディング前から続きを遊ぶことができパズルを完成させた後にエンディングに行くと別エンドが見られます。
最初に見たエンディングはベタなもので、ゲーム序盤の主人公の絵が出てきた時点で予測していた流れそのものでした。こういうわかりやすい展開は大好物なのですが、問題は次に見た真エンドのような物の方です。
パズルを完成させ鍵を所持した状態でエンディングを迎えると、真エンドのようなものが出てきます。これの何が問題かと言えば、内容がほとんど理解できないことです。おそらく原因は自分の感性によるものかと思われます。世間では圧倒的高評価とのことですので、意味が理解できていない自分のようなプレイヤーが少数派なのは確実。
うーん、何か感動的な話っぽい雰囲気は感じますが、「これのどこが?」と言うのが本音なのです・・・ 総じて良ゲーなれど消化不良感が残りました。
まさか、未解決なのはゲームの方だったと言うオチか?
おわり
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